はじめに
家の中で「Wi-Fiが届かない…」「動画がカクついてしまう…」という悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか。特に、20代の若い世代にとってはオンラインゲームや動画配信サービスが欠かせない日常アイテム。そんなときに活躍するのが、無線LANの電波を広げる“WiFi中継機”です。
今回ご紹介するのは、TP-Link WiFi 無線LAN 中継機 AC1200。手頃な価格帯ながら、家の中の“電波弱者エリア”をカバーしてくれる実力派のモデルです。本記事では、商品の基本的な特徴や実際のメリット・デメリット、使ってみたユーザーの声、類似製品との比較などを幅広く解説します。快適なネット環境を手に入れたい方の参考になれば幸いです。
TP-Link WiFi 無線LAN 中継機 AC1200とは?
基本的な特徴
- Wi-Fi 5対応
最大867Mbps(5GHz帯)+300Mbps(2.4GHz帯)で、合計最大1200Mbpsの高速通信が可能とされています。一般的な家庭での動画視聴やオンラインゲームなら十分な速度です。 - デュアルバンド対応
2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使い分けできます。混雑しやすい2.4GHzを避けたい場合や、機器が5GHz帯に対応していない場合など、環境に合わせて電波を選択可能。 - プラグイン型でコンパクト
直接コンセントに挿すだけのシンプル設計。配線が少なく、場所を取らないのでインテリアを邪魔しにくいのも魅力です。 - WPSボタンで簡単セットアップ
WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応しているルーターなら、ボタンを押すだけで中継機との接続設定がほぼ自動で完了します。Wi-Fi初心者でも扱いやすい点がうれしいポイント。
こんな人におすすめ
- 自宅の2階や離れた部屋でWi-Fiが届きにくい人
- オンラインゲームや動画配信を快適に楽しみたい人
- スマート家電やIoT機器が増えて電波が混雑していると感じる人
- ネットワークの専門知識が少なく、簡単に導入したい人
実際に感じたメリット
家中の“電波が弱い”エリアをカバー
一番のメリットはなんといっても、家の隅々まで安定したWi-Fiを届けられること。ルーターから遠い部屋や、階下・階上など、今まで電波が不安定だった場所でも動画がスムーズに再生できるようになります。オンライン会議やゲームの途中で途切れることが減るのは大きなメリットです。
デュアルバンド対応で混雑を回避
Wi-Fiが遅くなる原因の一つは、電波の混雑です。多くの家電や隣家のネットワークが2.4GHz帯を使用していると、速度低下が起こりやすいもの。5GHz帯に対応している端末なら、中継機を介して5GHzの周波数帯を使うことで混雑を避け、安定した通信を確保できます。
コンパクトで置き場所に困らない
直接コンセントに挿すだけなので、見た目もスッキリ。ケーブルの配線を気にしなくていいため、部屋のレイアウトを変える際もストレスが少ないです。リビングや廊下、玄関付近など、気になる電波状況に合わせて簡単に場所を移動できる利便性も見逃せません。
WPSボタンでラクラク初期設定
「難しい設定は苦手…」という方でも、WPS対応ルーターを使っていればボタン操作だけで接続完了。スマホのアプリやブラウザ設定での細かい操作も比較的わかりやすい設計なので、初めて中継機を導入する人でも安心です。
気になるデメリットや注意点
本体のコンセント使用状況に依存
コンセントに直接挿すタイプのため、コンセントの位置が限られている場合、設置場所に制約が出ます。家の間取りによっては「ここに挿したいのに、家具でふさがって挿しにくい…」というケースも。また、マルチタップや延長コードを使って設置すると、電波干渉やパフォーマンス低下の可能性がある点は要注意です。
電波強度に限界はある
あくまでも“中継機”なので、ルーター本体側が弱い電波しか出していない場合や、すでに通信回線の速度自体が遅い場合、思ったほど改善されないケースもあります。ネット回線のプランやルーターの性能も一緒に見直すと、より快適な環境を整えやすいでしょう。
5GHz帯は障害物に弱い
デュアルバンド対応とはいえ、5GHz帯の電波は2.4GHz帯に比べて障害物に弱いという特性があります。壁やドア、床が分厚い建物の場合、どこに中継機を置いても5GHz帯が届きにくい可能性がある点は認識しておくとよいです。
実際のユーザーからの口コミ
以下は、ネットで見かけた口コミのレビューです。実際の購入時には、Amazonの商品ページなどで最新のレビューをご確認ください。
レビュー1:20代女性(リモートワーク利用)
自宅のルーターがリビングにあって、離れた部屋でオンライン会議をするとたびたび途切れていました。中継機を導入したらビデオ会議も安定して、音声の遅延が減りました。WPSボタンを押すだけで設定が終わったのも助かりました。
レビュー2:30代男性(オンラインゲームユーザー)
PS5のWi-Fi接続が不安定でラグが多かったのですが、5GHz帯で中継してからはだいぶマシになりました。大人数が集まるオンラインゲームでも回線落ちが減ったので快適です。ただ、コンセントの位置が微妙で、少し延長コードを使ったらパフォーマンスが下がった気がするので、挿す場所選びは注意したほうがいいですね。
レビュー3:40代男性(ファミリー世帯)
子ども部屋がルーターから遠く、オンライン授業がよく途切れて困ってました。これを使うようになってから、子どもが「動画が止まらなくなった!」と喜んでます。電波が強くなった実感はあるんですが、5GHz帯は障害物に弱いみたいで、部屋のドアを閉めると若干速度が落ちる感じはあります。
類似製品との比較ポイント
他の中継機との比較
同じAC1200クラスの中継機は、複数のメーカーからも発売されています。そのなかでもTP-Link製品は、コストパフォーマンスと安定性のバランスが良いとされることが多いです。設定のしやすさやサポート体制も評価が高く、「初めて中継機を買うならTP-Link」というユーザーの声も。
メッシュWi-Fiシステムとの比較
最近は家中のWi-Fiをシームレスにつなぐ「メッシュWi-Fi」という選択肢もあります。メッシュWi-Fiはルーターとサテライトを連携させて1つのネットワークを構築するため、より安定したカバー範囲を実現できるのが魅力。しかし、導入コストが高めなのがデメリット。まずは中継機でカバー範囲を広げたいという方にとって、本製品のような単体の中継機はリーズナブルで導入しやすい選択肢です。
購入を迷っているあなたへ
こんな人にこそ導入してほしい
- 自宅の一部エリアだけ電波が弱い場合
- メッシュWi-Fiを導入するほどの予算はない場合
- 引っ越し予定やレイアウト変更があるため、簡単にWi-Fi環境を拡張したい場合
- シンプルな設定でストレスなく使い始めたい場合
今が買いどきの理由
在宅ワークやオンライン学習、動画配信サービスの利用機会が増えている昨今、Wi-Fi環境が不安定だと何かと不便です。小さな投資で大きな効果が得られるのが中継機の魅力。特にTP-Linkの製品は値段も比較的抑えめで導入しやすいので、「とりあえず電波を強化したい」という方にはちょうどいい選択肢と言えます。
まとめ
今回は、TP-Link WiFi 無線LAN 中継機 AC1200 の特徴やメリット・デメリット、実際のユーザーの口コミ、他製品との比較ポイントなどをご紹介しました。
- メリット
- 家の隅々までWi-Fiを届かせられる
- デュアルバンド対応で混雑を回避できる
- コンパクト設計で設置しやすく、WPSボタンで簡単設定
- デメリット
- コンセントの位置に制約がある
- もともとの回線やルーターが弱い場合、効果が限定的
- 5GHz帯は障害物に弱い
「あと少しで家じゅう快適にWi-Fiが使えるのに…」と感じているなら、ぜひ中継機導入を検討してみてください。設定も難しくないので、ネットワーク初心者の方でも気軽にトライしやすいのがポイントです。あなたのネットライフをワンランク上にアップグレードしてくれるはずです。
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